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Red Tails & The Tuskegee Airmen

2012.06.07.Thu.14:52
今日は、第二次大戦中に活躍した、米軍初の黒人パイロットチームを描いた映画「Red Tails」(日本未公開)をご紹介します。

この戦闘パイロットチームは、Tuskegee Airmen(タスキーギー・エアマン)と呼ばれ、アフリカ系の米軍人にとっては「伝説のヒーロー」です。

tuskegee-airmen.jpg


Red Tailsの製作は、なんとジョージ・ルーカス。
日本では全く話題になってないと思いますが(笑)。
1998年にタスキーギー・エアマンの話を聞いて感銘を受けたルーカスが、映画化に向けて準備を始めたとのこと。今年の1月にアメリカで公開されました。


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キャストは、テレンス・ハワード、キューバ・グッディングJr、そしてシンガーのNe-Yo!
ブラックカルチャーに親しみのある人にとっては、スター勢ぞろい、しかもルーカス作品なのに・・・やはり、日本では公開されませんでした。残念!
結局オンラインで見た後に、US版のブルーレイを購入しました。

予告編



私がこの映画のことを知ったのは、米空軍の知り合いが、タスキーギー・エアマンとの2ショット写真をFacebookにポストしていたのがきっかけです。
第二次大戦中に活躍した方たちですが、まだ何人か存命中だそうです。
ルーカスが、この人たちに焦点をあてた映画を作ってくれたのは、素直に嬉しいことですね。

Ne-Yoの演技、初めて見ました。
田舎モノというイメージなのか、強い訛りのある役で最初は笑っちゃったけど(笑)、なかなか味のある役どころでした。

red tails ne-yo

パイロットのリーダー役だったのが、Nate Parker。
ビッグネームではないようですが、めっちゃイイ男でしたよ。

Red-Tails nate parker

複雑なストーリーではないので、英語字幕だけでも十分に雰囲気を理解できます。差別されていた黒人兵が、白人のエリートパイロットからも尊敬を勝ち取っていく過程は、なかなか気持ちが良いし、エンターテイメント作品として楽しめる内容になっていると思います。

この映画は「史実に基づいたフィクション」らしいです。つまり、実話をベースに作ってはいるけど、すべて事実ではないそうですね。なので、リアリティーを重視した歴史大作とは違い、美化して描いた部分や、あえて省略した部分もあるようです。
ただ、こういう活躍をしたパイオニア的な人たちがいたということを、世間に知らせることができたという点で、意味のある作品だと私は思います。



しかし!
レッド・テイルズについて調べているうちに、別の映画を発見。
そのまんま「タスキーギー・エアマン」というタイトルで、1995年にTV用映画として作られた作品ですが・・・・こちらの方が優秀!

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日本のアマゾンで、492円(送料はゼロ)と格安で売ってました。
(リージョン1なので注意。英語字幕あります。)

ローレンス・フィッシュバーン主演。
そして、Red Tailsに上官役として出ていたキューバ・グッディングJr.が、パイロットのひとりとして出演しています。個人的には、こっちの役どころの方が、彼に似合ってるように思えました(まあ、17年も前の作品なので若いんですけどね。)

予告編。


さて、何が違うかと言いますと。
「Red Tails」がエンターテイメント作品なら、「The Tuskegee Airmen」はヒューマンドラマ。

「黒人初のパイロット育成プログラム」に参加することを決めた若者たちの様子を、訓練の時点から描いています。たぶん、脚本が良いんですね。より、彼らに感情移入できる作りになっていて、ドキュメンタリー風です。内容も、より事実に近いそうです。
途中で出てくる戦闘シーンも、当時撮影されたフィルムを挿入しています。

第二次大戦中といえば、公民権運動前、あからさまに黒人が差別されていた時代。
もちろん、軍隊においても例外ではありません。
「Colored、Ni$$er」と呼ばれ、兵舎も部隊も、白人とは全く別。
そもそも、Coloredがパイロットとして空を飛ぶこと自体が、嘘みたいに思われていた時代です。

難しいテストに受かり、つらい訓練に耐えてパイロットとなった彼らは、同じ時代の黒人たちに夢と希望を与えた存在でもありました。

どちらの映画も見る価値はありですが、「Red Tails」でざっと彼らの活躍を見た後に、「The Tuskegee Airmen」で、彼らがどのようにパイロットになったかを見てみるのも良いかもしれません。

ぶっちゃけ、後者の方が映画として格上です。やっぱ、脚本って大事なんだなあ。。。



**追記

上記の「The Tuskegee Airmen」ですが、「ブラインドヒル」という邦題で日本語版が出ていたようです。
VHSしかないのかな? こちら

映画についての詳細は、Gee-Qさんのところにて。↓↓

GEE-Q・EIJI的黒電影熱病思考方~BLACK MOVIE JUNGLE FEVER~ 『THE TUSKEGEE AIRMEN(ブラインド・ヒル)』

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コメント
元々前者の方は随分と前に自分も紹介した事があるんですけど、MEGさんが言うようにある意味REDの方は視点を娯楽の方重視で見る方がいいかもしれませんね。Xウイングを宇宙でバンバン飛ばしてたルーカスフィルムですから、迫力あるエアバトルが期待できる!…と踏んでましたが、やはり日本公開は無し…ルーカスだろうとアフロアメリカン物は結局目の粗いふるいにかけられるんですかね…残念です。
★Gee-Qさん
おぉ。写真付け足しの作業をしている間にコメントが!
前者って、The Tuskegee Airmenの方ですか?紹介してたんですね。後ほどチェックさせていただきます。
確かにビジュアル的には、Red Tailsの方が綺麗だしカッコ良いんですが、The Tuskegeeの方に出てくる飛行機の、あのアナログ感や古さが、かえってリアリティありますねー。列車のシーンに流れているジャズとか、全体的に雰囲気あるんですよね。
ルーカス映画は、ファンタジーの世界ならば最高なのでしょうが、実話ベースとなるとちょっとクエスチョンマーク。人それぞれに得意分野ってあるんだなあと実感しました。でも、題材がすでに良い(私の好みww)ので、どっちも良い映画だと思いました(^^)。
態々リンクまで貼っていただいて、大変恐縮ですwww。
ホントにこの2作品、同じテーマであるにも関わらず、ポイントを何処に置くかで内容や雰囲気、もっと言えばメッセージ的な重みも随分と変わってくるんだなと思いました。逆に片方で弱い部分をもう片方がキッチリと埋めてる様な気もするので、2本どちらも見ると時代背景を知るだけじゃなく、純粋に映画としての楽しみも増すんじゃないかなと思いますね。
★GEE-Qさん
Red Tailsを再度ブルーレイで見て、特典映像などを見てみると、改めて「映画館の大きなスクリーンで見たかった」と思いました。
飛行機のシーンだけじゃなくて、ドイツ軍側のベースとか実写にしか見えないようなものまでCGで作られていたのを知って、今更ながら感激!!
ルーカスフィルムはやっぱ、大画面が良かったですね~。
それと、この映画、監督さんが黒人なんですね。しかも割りと若い方で。
裏側を知ると、最初よりもRed Tailsはかなり好印象になりましたよ。

>逆に片方で弱い部分をもう片方がキッチリと埋めてる様な気もするので、
これは、ホントにそうですね。
2本セットで見て欲しい映画ですね。v-218
予告編でかなり期待していたんですが・・・
WW2の飛行機好きには見ててつらい映画でした~。
日本劇場公開は無し。
まあ、順当でしょうねw

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